境内案内

境内案内

■大鳥居
平成9年竣功
以前は、文化14年に建立された伊豆石製の大鳥居で笠木6メートル、間口2.9メートル、高さ3.6メートルの大きさを誇りました。
関東大震災などで被害を受け修理を重ねるも、平成8年11月大型自動車の接触により大破し、現在の鳥居に建て替えられました。
■御本殿
造営 永正年間 (1504-1521)
寄進 小田原北条氏綱公・氏政公
様式 五間社流造り 
現在の社殿は平成3年3月に竣功いたしましたが、朱塗りの御本殿(最も奥の建物)は、本殿を支える石垣と同様に戦国時代、小田原北条氏によって寄進・造営されたと伝えられております。
造営時は全体が朱に塗られ、細部まで彩色が施されました。
相模国では最も大きい社殿の一つであり、相模国総社として國府祭の五社を祀るための五つの御扉が大きな特徴です。
■大しめ縄
重量 約250㎏
長さ 約4.3m
御祭神である櫛稲田姫命様、素戔嗚尊様、大己貴尊様が出雲国に所縁のあることから、出雲式の大黒締めと呼ばれる独自の技法によってなわれた県下最大級の大しめ縄になります。
■石垣
寄進:小田原北条氏
築造:16世紀頃
工法:野面積み(のづらづみ)
野面積みとは自然石をそのまま積み上げ築造する工法です。
排水性に優れ非常に強固であり、鎌倉時代に始まり戦国時代に最も盛んに築造されました。
幾度の天災にも揺るぐことなく四百年以上にわたり本殿を支えております。
■六所稲荷大明神
御祭神 宇迦之御魂大神
創建は未詳でありますが、六所神社創建の後に国府の里の五穀豊穣を祈願し祀られたと伝えられております。
古来より衣食住の神として、現在では商売繁昌・社運隆昌・事業発展・
家内安全・心身健康・心願成就の御神徳をもつ神様として篤く崇敬されており、赤い祈願成就旗が奉納されております。
祈願成就旗 初穂料 三千円 (一年間、旗揚げ致します)
お申込みは社務所にて承ります。
■六所龍神大神社
二千年以上前の当社創建時、出雲国より此の地に櫛稲田姫命様をお祀りした際、櫛稲田姫命様が六所龍神大神様をお連れになられたと伝えられております。
龍神大神様は雨水を司り五穀豊穣、厄災を祓い清める霊妙あらたかな御神徳があり、財運向上・出世開運・良縁・健康長寿の信仰があります。
ご崇敬の皆様には龍神大神様の御力を賜りますよう祈念し、特に龍神大神様の霊力が強い「己巳」(つちのとみ)の日に龍神祭を執り行っております。
■六所ひぐるま弁天社
源頼朝公が鶴岡八幡宮の源平池造営に際し弁天社をお祀りしたことに倣い、この島に弁天社を創建したと伝えられております。
古来より弁天様は水を司り、豊穣・財運・芸能の神様として広く信仰されております。また「ひぐるま」とは太陽の運行を表し、日々立栄え行くことを意味します。
■千万池
龍神社の池の島に万両、弁天社には千両がそれぞれ植えられており、両方を合わせ千万池と呼ばれております。
古来より千両万両は冬に多くの実をつけることからとても縁起のよい植物とされ、商売繁盛・子孫繁栄の信仰がある吉祥樹として知られております。また千両万両の赤い実は厄除けの力を持つとされております。多くの錦鯉が優雅に泳ぐ姿も見ることが出来ます。
■水神社
御祭神 弥都波能売神
創建は未詳ですが、地域の水の守り神として旧鎮座地である石神台の山の麓の水源地にお祀りされておりました。
近年、水源地周辺の開発により六所神社境内へ遷座いたしましたが、今も六所の御神水の守り神として篤い信仰を集めております。
■大神輿
竣功:平成12年4月 
重量:約500㎏
高さ:約250㎝
黒漆・唐破風造の屋根の頂上に鳳凰がつき、屋根紋には六所神社の御社紋である十五弁菊紋、胴は梨地塗、他にも龍、獅子、松、鳥、飾り金具などの彫刻・彫金が施されております。
台輪は四尺二寸の大きさを誇り、またこの神輿は相州神輿や湘南神輿とも呼ばれ、2本の担ぎ棒のみで大神輿を支えます。
台輪の両側に通称「タンス」と呼ばれる箪笥金具が取り付けられており、この金具でテンポをとりながら「どっこい、どっこい、どっこいそうりゃあ」という独特の掛け声で担ぎます。
■慰霊堂・忠魂碑
慰霊堂は昭和59年11月23日に建立され、国府地区の戦没者が祀られております。
忠魂碑は昭和3年12月1日に建立されました。当初は旧国府町役場の敷地内にありましたが、昭和22年に境内に移され、更に昭和59年に現在地に移設されました。碑銘は一戸兵衞陸軍大将によって揮毫されており、明治大正期の陸軍軍人で大正4年に陸軍大将に昇進し,その後教育総監、学習院院長、明治神宮宮司,帝国在郷軍人会会長などを歴任されました。
■御神木
樹齢600年と伝わる大ケヤキの御神木になります。
■逢親場(おおやば)
國府祭において六社の神輿が集い、合同の神事が執り行われる斎場です。
■神揃山(かみそろいやま)
國府祭において五社の神輿が集い、古式座問答が執り行われる斎場です。
■見合の松 (みあいのまつ
国府祭において六所神社の化粧塚で見合の式が執り行われる斎場です。逢親場 に向け出立した六所神社の御霊代が見合の松において神揃山を正面に奉安され、儀式が執り行われます。儀式が終わると逢親場に向けて再度出立します。
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